パイプオルガン- Pipe Organ-

2021 年秋「天満教会のパイプオルガン」は、築 92 年の歴史的建築物の礼拝堂にガルニエ社によって新たに建造されました。オルガンの形を左右対称(シンメトリー)とせず、礼拝堂のアーチに合わせた、斬新なフォルムとなっています。 設置場所での音作りを大切にされるガルニエ社の意向で、完成前の約 2 ヵ月間は礼拝堂での整音・調律作業に充てられました。賛美にふさわしい響きは、多くの方々に深い感銘を与えています。

In the fall of 2021, the “Temma Church Pipe Organ” was newly built by Garnier in the 92-year-old historic chapel.  The shape of the organ is not symmetrical, and the novel form matches the arch of the building.

With the intention of Garnier, which values the sound creation at the installation site, about two months before completion was devoted to sound conditioning and tuning work in the chapel.  The sound that deserves praise has impressed many people deeply.

                   

仕 様

製 作:ガルニエ オルガヌム 有限会社 

オルガン アドバイザー:土橋 薫(オルガニスト)

手鍵盤 2:音域 C – f ”’ (54 鍵)

足鍵盤 1:音域 C – f ‘    (30鍵)

17 ストップ

パイプ : 1,038 本

重    量 : 約4200kg

サイズ : 高さ 5129 (5111) mm, 幅  3855(3888)mm, 奥行  2385(2444)mm

バロックプログレッシフ調律法 GARNIER N°16 , ピッチ A=442 Hz/25°C

圧 力: Hw 73 mm Kw 66 mm Pw 71 mm

トラッカー: 自動調整    マニュアルカプラー Kw/Hw,  ペダルカプラー I / P,  ペダルカプラー II / P,  トレモロ Hw,  ツィンベルシュテルン

HAUPTWERK (ハウプトヴェルク)  6 ストップ

Prästant 8′

Spitzpfeife 8′ (C – H は閉管パイプ)

Octav 4′

Quint 3′

Superoctav 2′

Mixtur 1’1/3

KLEINWERK (クラインヴェルク)  7 ストップ

Gedackt 8′

Salicional 8′ (C ‒ E は正面パイプ)

Kleinflöte 4′

Waldflöte 2′

Sexquialter 2 f

Quintlein 1’1/3

Dulcian 8′

PEDAL (ペダル)  4 ストップ

Subbaß 16′

Baß 8′

Octav 4′

Posaune 16′

奉献礼拝リーフレット/2021.11.28.

 

正式引渡し/2021.12.12

 感謝状     GARNIER Organum 有限会社 様 

天満教会がパイプオルガンを設置をするにあたり、願いがありました。 

その音と外観によって、人々の心を一つに結び、神の栄光を賛美する道具であって欲しいという願いです。礼拝を豊かに導いてくれる楽器であって欲しいという願いです。また、次世代への信仰の継承を支えてくれる楽器である願いです。主にある天満教会の更なる発展を支え続け、地域の文化的財産にもなる楽器であって欲しいという願いです。 

貴社は、その願いが叶うように、妥協をゆるさず、技術・努力・時間を惜しまず注ぎ、情熱を注いでくださいました。 オルガン単独でのシンメトリーではなく、建物のシンメトリーを優先した独創的なフォルムを提案いただきました。結果、斬新でありつつ献堂92年を経た教会堂とも馴染んでいる、まるで昔からあるような違和感のない印象を私たちは受けました。パイプの配置などの音作りが難しくなるにもかかわらず、それを可能とするだけの裏付けとなる技術、パイプオルガン製作に長年取り組んでこられた自負心があってこそと感謝しております。 

天満教会の賛美にふさわしい響きを追い求め、実現してくださいました。このことのため、礼拝の様子・人数・残響等も丹念に確認してくださいました。様々な賛美歌が歌いやすくなる平均律と、純正律に近い心に響く音との、最適で最高のバランスを追い求め、天満教会の礼拝堂で実に2カ月以上の歳月をかけ、取り組んでくださいました。 パイプオルガンへの願いがかなうように、最高の形で製作され、これからの私たちの歩みに託してくださったことに、心から感謝の意を表し、ここに感謝状をお贈りいたします。 

2021年12月12日      日本基督教団 天満教会 教会員一同 

 

天満教会での作業を撮影していました タイムラプス(コマ送り)動画でご覧ください フルバージョン/ 6分43秒

 

GARNIER Organum 有限会社による記録動画

2022.10.16. 奉献コンサート