礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

 

説教要旨

 

2025年8月31日

- 聖霊降臨節第13主日礼拝 -

説教『新しいものと古いものを取り出す』

説教者  小西 望牧師

聖書 イザヤ書44章1~8節 ルカによる福音書13章51~52節

 

 

4週続けて、主イエスの語られたたとえ話を味わってきました。

今日共にした短いたとえ話が投げかけられている51「あなたがた」とは、51「弟子たち」のことです。彼らはもと漁師や徴税人などで学のある者はいませんでしたが、主イエスはそうした彼らを52「学者」になぞらえられました。主イエスは52「天の国」を、この13章の冒頭から種蒔く人の譬(1節~)、毒麦の譬(24節~)、からし種とパン種の譬(31節~)という皆が良く知る生活の情景を通して指し示されました。このように日常の中にも備えられた福音・神の祝福を見い出す者は、たとえ庶民であっても大切なことを見極め得る52「学者」に等しいと言われたのです。

そうした者は、的確に52「新しいものと古いものを取り出す」のだと告げられています。これはどういう意味でしょう。様々に考えられますが、私たちが接する日常と主なる神に属する永遠とが指し示されている、と受け取りたく思います。これは、あなたは日々の中で52「天の国」の喜びに与り得る、と主が繰り返し語られたメッセージとも合致します。私たちは限られた時に生きる小さな者ですが、主イエスがもたらされた福音にあって神の永遠に連なり、その光の中で今を生き歩み得るのです。

併せ開いたイザヤ44:1~は、バビロン捕囚からの解放の預言の一節です。6「初めであり、終わりである」主なる神に聞く者は、困難の中にも力と方向を与えられて今を歩み得ると告げられています。伝道者パウロは、神の永遠の光に照らされるとき、あなたたちは今この時を真に理解し歩み行く方向を知るのだと語りました(ローマ13:11~)。

課題と悩み多い時代ですが、この時にも投げかけられている主の光を仰ぎ、私たちの今を見分け日々を大切に歩み行きたく願います。

 

 

 

2025年9月7日

- 聖霊降臨節第14主日礼拝 -

説教『キリストこそこの家のかしら』

説教者  小西 望牧師

聖書 コヘレトの言葉9章7~10節 ルカによる福音書4章38~41節

讃美歌 56・聖歌隊・376

 

 

ご不明な点は、お気軽に教会までお問い合わせください。