礼拝案内
日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂
礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。
説教要旨
2025年11月23日
- 降誕前第5主日礼拝 / 収穫感謝・謝恩日 -
説教『草原での共食』
説教者 小西 望牧師
聖書 ネヘミヤ記8章9~12節 マルコによる福音書6章30~44節
今日の私たちにとってピクニックは楽しみですが、福音書の民にとってはそうではありませんでした。32「人里離れた」荒れ野は悪霊や獣の住みかであり(1:13)、手を洗う水もない所で、さらには誰とわからない人と素性の知れない食べ物を口にすることを好まなかったからです(7:3~4)。
ところが主イエスは39「青草の上」に人々を座らせ、感謝と賛美と共にパンと魚を分けたとき、42「すべての人が」共に食べて皆満足したのでした。44「五千人」というのですから、そこにはいろいろな立場・背景・違いをもった人たちがいたはずです。私たちは41「五つのパンと二匹の魚」がこれほどの多くの人を養ったことを奇跡と考えますが、日頃分断されていた者たちが共に食べ満たされたこともまた私たちが必要としている奇跡ではないでしょうか。これをもたらされたのは34「飼い主のいない羊」のようなあり様を34「深く憐れ」まれた主イエスの牧者としての働きでした。
ネヘミヤ8:1~には、大勢の人々が町の広場に集まって1「一人の人のようになった」との出来事が記されています。それはバビロン捕囚帰還後およそ100年を経て、皆の力でやっと城壁が完成した直後のユダヤ暦新年最初の日(1節)のことでした。人々は神の言葉を求め、熱心に耳を傾け(3・5節)、語られたみ言葉に自らを砕かれ(9節)、喜びを分かち合ったのでした(12節)。10「主を喜び祝うことこそ、あなたがたの力の源である」と呼びかけられているように、私たちもみ言葉を分かち合いまだ養われつつ日々を歩み行きたく願います。
2025年11月30日
- アドベント第1主日礼拝 -
説教『歌を授けられる』
説教者 小西 望牧師
聖書 詩編126編1~6節 ルカによる福音書1章46~55節
讃美歌 242①・178・160・390
ご不明な点は、お気軽に教会までお問い合わせください。

