礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

 

 

説 教 要 旨

2026年8月23日

ー 聖霊降臨節第14主日 ー

説教「嵐止め自然と共に主を讃美」

説教者 春名 康範 牧師

聖書 イザヤ書5章 1~7節

 

 4月頃から熱中症の危険が叫ばれ、雨が降れば洪水の危険が叫ばれ、一週間前に千葉で9人の人の命が奪われました。最近は「台風」でもスーパー台風の時代になりました。台風は、熱帯の海に溜まった熱エネルギーを温帯地方に循環させて地球環境のバランスをとるための絶妙なシステムで、海面の温度が26度になると台風が発生するが、温帯地方に移動すると台風の熱が冷やされて消滅した。しかし、最近は海水の温度が海面下100mぐらいでも高くなって、スーパー台風に急成長するのだそうです。1992年のアル・ゴア著「地球の掟」でも2006年の「不都合な真実」でも言われていました。

 地球の表面の75%は海で、この海水が大気の温度を吸収し地球温暖化をこれまでは抑えて来ました。神様のお造りになった地球は絶妙な仕掛けとバランスで出来ていて、0.1度の変化でも大きな異変に繋がるそうです。このままで行くと30年以内に海水温はさらに0.7度上昇すると言われています。台風は、年中の出来事になり、しかも全て豪雨と風速80~90mの超大型スーパー台風になる可能性があります。それだけではなく温暖化は食料問題になってきました。


 イザヤ書5:1~6には神様が良いブドウ畑を用意したが、実ったのは「酸っぱいぶどう」であったと書かれています。「酸っぱい」はベウシームで「悪臭を放つ」という意味です。今朝のイザヤ書5:7に「主が楽しんで植えられたのはユダヤの人々」と書かれています。ブドウのことではなくイスラエル人の生き方が問題にされています。7節に「主は裁き(ミシュパート)を待っておられたのに、見よ、流血(ミスパハ)、正義(ツェダカー)を待っておられたのに、見よ、叫喚(ツェアカー)」とあります。「裁き」ミシュパートは「公平」とも訳されます。神様は公正な裁判や正義を求められたのにこの国は流血や叫喚で全く逆で神様が嘆いておられると記されています。


 地球温暖化とか海水の酸性化と言われても自分達は何もできないと思いがちですが、エネルギーを沢山使って経済戦争の勝者になることを目指すのでなく、エネルギーを出来るだけ使わないで地球温暖化にブレーキをかけ、集中豪雨の被害者やアジアの貧しい人々や、自然界の生物たちと連帯する生き方を選び取ることは誰にでも出来ることです。信仰は心の平安だけでなく日常の実践の問題です。まだ見ぬ子孫の為にも地球環境を守ることこそ我々の務めです。