礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子

説教要旨

2019年8月25日 -聖霊降臨節第12主日礼拝-

説教者 春名 康範 牧師

説教『知っていた 知らなかったは 大違い

 聖書 ルカによる福音書12章35~48節

 

昔、アメリカで売られていたコカ・コーラにはコカインが含まれていたそうです。コカインが禁止薬物になって含まれなくなりました。インカの人もコカの葉を噛んでいたそうですがポナペでも若者が木の葉を噛んでいました。タレントのピエール滝がコカイン使用で逮捕されましたが、ポナペの青年が噛んでいたのがコカの葉で、勧められるままに私も噛んでいたら逮捕されるところだったのでしょうか。「知らなかった」では済まされないことがありますから、気を付けなければなりません。

イエス様は、主人が留守の間に僕がどのようにふるまうのか問われるという譬えを話されて、「神はいない」「神は留守」と思われる状況で、人間はどのように生きるのか問われると言われました。「多く与えられた者」とは人より多くの才能を与えられている者、「多く任された者」とは多くの機会が与えられた者と理解すれば、人からも羨ましがられる有能な人は、神様から説明責任が問われることを忘れるなと言われたのだと思います。

長野で開かれた環境G20でプラスチックごみに対する対策に本腰を入れることが確認されました。先週もジュゴンの子どもがお腹の中にプラスチックを詰めて死にました。我々が、処理を面倒臭さがって後進国に再生資源として輸出し、再生処理技術を持たない後進国がゴミとして海洋投棄し、クジラやジュゴンが死んでゆく。そうなることが分かっているのに資源として輸出することは神様の創造された生態系を破壊する行為です。

「令和」という年号は、大伴旅人の「梅花歌」のからの引用だと言われていますが、東京大学の品田悦一さんによると、「梅花歌」は大伴旅人が727年ごろ九州に左遷されて都の現状を愁い乍ら、「権力を笠に着た者どもの横暴は許せないどころか、片時も忘れることが出来ない」と嘆いた歌の一節だそうです。品田さんが言うように、経済ばかりを優先させて、借金を後世の人に押し付け、ゴミを後進国に押し付けているこの国の在り方を「令和」という年号が表しているとすれば、私達は命を賭してこの世を愛されたイエス様と万葉集の大伴旅人から「あなたたちはどう生きるのか」と問われているように思います。神様のことも、イエス様のことも知らない人は「知らなかった」と言い訳が出来るかもしれませんが、イエス様の愛を知ったキリスト者には他にどんな例話が必要でしょう。

次週の礼拝

2019年9月1日 -聖霊降臨節第13主日礼拝-

説教『羊頭を 懸げて偽善者 狗肉売り』

説教者 春名 康範 牧師

聖書 ルカによる福音書 13章10~17節