礼拝案内
日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂
礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。
奨励要旨
2025年7月13日
- 聖霊降臨節第6主日礼拝 -
説教『あなたを見い出される方』
説教者 小西 望牧師
聖書 サムエル記上9章14~21節 ローマの信徒への手紙11章33~36節
約束の地カナンに定着後イスラエルはしばらくの間、士師と呼ばれるさばきづかさにより指導されました。その最後の一人となったのが、幼い頃から(3:1~)老いたこのときまで主に仕えてきた14「サムエル」です。彼は19「先見者」とも呼ばれており、主の言葉によって民を導く預言者のような役割も担っていたものと思われます。主の指し示しにより彼は15「サウル」に油を注ぎ(10:1~)、イスラエル最初の王としていきました。
二人の出会いの経緯が今日の箇所にあります。サウルはいなくなった父の20「ろば」を捜して家を出ましたが見つけることができず、遠くこの町に至りました。一度は諦めかけたサウルでしたが(5節)、供の若者の言葉と配慮、出会った水くみの娘たちらに不思議に支えられ導かれ、サムエルに出会ったのでした。いっぽう主はサムエルに予め、16「明日…遣わす」男に油を注ぎ王とせよと告げていました。
いなくなったろばは20「もう見つかっています」と触れられているように、すべては主のみ手の内にありました。サウルはろばをなかなか4・5「見つけ出せ」なかったと繰り返されていますが、そのサウルはすでに主に見出されていたのです。
わたしは21「最も小さな」者ですとサウルは驚き恐れましたが、主は小さな者をも見出されみ旨の内にとり用いられます。ここにイスラエルの新しい時代が開かれていきました。
伝道者パウロは32「不従順」や誤りをも抱え持つ私たちにも目を留めて救いのご計画を実現されゆく神のみ旨とみ業に感嘆し、36「すべてのものは、神から出て、神によって保たれ、神に向かっている」とその信仰を言い表しています。出会う課題に一喜一憂する小さな私たちも神の大いなるみ旨とみ業の内に置かれていることを仰ぎ、日々の歩みに向かいゆきたく願います。
2025年7月20日
- 聖霊降臨節第7主日礼拝 -
説教『あなたを遣わす』
説教者 小西 望牧師
聖書 歴代誌上29章10~17節 ローマの信徒への手紙26章12~18節
讃美歌 157・519・564
ご不明な点は、お気軽に教会までお問い合わせください。