礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子

説教要旨

2017年11月19日 -降誕前第6主日 -

説教者 春名康範牧師

説教『戦争の噂も産みの苦しみ』

 聖書 マルコによる福音書 13章1節~13節

偉大な建築物は日本でも権力や経済力の象徴でしたが、イエス様の時代でも同じでした。弟子たちは切り石を積み上げたエルサレム神殿の工事現場を見て目を奪われました。それは、ヘロデ大王がBC20年ごろ着工し、BC4年に死んだ後、息子のアルケラオが10年ほど引き継ぎましたが退位させられ、孫のアグリッパ1世がAD37年に即位するまで中断されていた現場です。この工事は曽孫アグリッパ2世がAD64年に完成させますが、イエス様と弟子たちがこの現場で話をされたのはAD26年ごろと思われますので工事の中断中でした。この時、イエス様は人間の造るものは跡形もなくなると言われたのです。

この工事が完成したAD64年はローマではやはり建築好きのネロ皇帝がローマの貧民街を焼き払い、新しい街を建築しようとした年です。大火はキリスト教徒が起こしたと言って迫害をはじめ、パウロもペトロもローマで殉教の死を遂げました。66年にネロはエルサレム神殿の宝物を持ち出してエルサレムのインフラ工事を命じます。ユダヤ人が蜂起したので、ウエスバシアヌスに攻撃を命じますが、68年にネロは自死し、69年に皇帝になったウエスバシアヌスが70年にエルサレムを再度攻撃して神殿を破壊します。マルコによる福音書は、68年ごろ書かれたと考えられています。

21世紀は、超覇権国家が衰退し、世界中が液状化現象を起こしていると見えます。共産主義国家と言っても共産主義ではなく、社会主義国家と言っても社会主義ではなく、民主主義国家と言っても民主主義ではなく、世俗的な繁栄主義にしか見えません。政党も一貫性がなく、政党の名前も現実とは真逆です。この世界はどうなるのでしょうか。

イエス様は、戦争や地震や飢饉が起こっても「産みの苦しみの始まりだ」と言われました。箱モノ神殿を民族の実力と誤解したユダヤはこの後滅び、人々はディアスポラ(離散のユダヤ人)として世界に散り、商売で生計を立てました。ローマでも迫害にめげずキリスト信者になる人が多くいました。迫害にめげず信仰を守り、AD399年にはキリスト教をローマの国教にしました。現在日本に於ける1%の私たちも、戦争の噂や流言飛語に惑わされず、中国、韓国、北朝鮮、そして世界中の教会とキリスト教ネットワーク活かして連絡を取り、平和を産み出す機会としましょう。

次週の礼拝

2017年11月26日 -降誕前第5主日/謝恩日礼拝-

説教『主の恵みが、信仰と愛と共に』 春名康範牧師

 聖書 ヨハネによる福音書 1章12節~17節