礼拝案内
日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂
礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。
説 教 要 旨
2026年7月12日
- 聖霊降臨節第8主日/部落解放祈りの日 -
説教『教会は真理の柱、神の家』
説教者 春名 康範 牧師
聖書 マルコによる福音書 8章22~26節 テモテの手紙一 3章14~16節
昨年度は淀川キリスト教病院と老人保健施設と設立母体である大阪チャーチの牧師をしました。天満教会の皆様のことを身近に感じていると招聘がありました。時間や出来事の流れの中に神様のメッセージがあるように思います。
今朝の福音書には人々がイエス様の処に一人の視力障碍の方を連れて来て、「触れて頂きたい」とお願いしたことが書かれています。奇跡を起こして見えるようにしてくださいと頼みに来たようです。するとイエス様は、視力障害の方を見えるようにしてその人を家に帰されたと書かれています。マルコ5 :1~20 でもイエス様は「豚の中に送り込み、乗り移らせてくれ」と頼んだ人を癒して、「自分の家に帰りなさい」と言われました。癒された人はデカポリス地方にイエス様がして下さったことを言い広めたので人々は皆驚いたと書かれています。ですから、デカポリスでイエス様が裂いて配られた7 つのパンで4000 人の人が満腹になった出来事はゲラサで汚れた霊にとりつかれて苦しんでいた人がイエス様に癒して頂いた事が関係しているようです。Ⅰテモテ3:14~16 には「真理」という言葉が2 回出てきますが、「真理」はアレーセイアでヘブライ語ではエメトに相当する言葉です。エメトは初めから終わりまでの時間や出来事の推移を通して明らかにされる真理を意味します。「神の家」の「家」という漢字は屋根の下に豚と書きます。汚れた動物と考えられていた豚が屋根の下に飼われている家、それが神の家でそれが真理の柱だというのです。そのメッセージがシルクロードを経て中国で漢字に成って、日本にも伝えられていたのではないでしょうか。
神の家の完成は、天地創造の目的の世界の終わりでもあります。神様は弟子達や神様の奇跡の愛を経験した者に信仰の確信を持たせて神の家を完成するのではなく、未完成を継続してまだ神様の存在さえ知らない人々に神の存在を知る機会を与えようとあえて完成を先延ばしにしておられると、 2 世紀になってからパウロの感化を受けた人がパウロの名を騙ってこのテモテへの手紙を書いたと考えられています。神様の歴史の完成の先延ばしこそ真理であり愛です。私達も悟りの無い羊ですが、教会に溢れんばかりの豚さん達を呼び集めて神の家を育てましょう。悲しいことや落ち込むことや思い通りにならないことがあっても、「死に急ぐことはない、一緒に生きて行こう。」それが真理への参加です。

