礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子


説教要旨

 

2021年8月1日

- 聖霊降臨節第11主日礼拝 / 平和聖日礼拝 -

説教『日本最初の良心的兵役拒否者』

説教者 小西 望 牧師

聖書 ヤコブの手紙 4章1~10節 エフェソの信徒への手紙 6章12節

 

良心的兵役拒否とは、思想・信条・信仰の理由から兵役義務を拒むことです。アメリカでは非戦・非暴力に立つブレズレン派・メノナイト派・クェーカー派などのキリスト者たちが19世紀の南北戦争の時代からこれを表明して、代わる労役に就きました。近年では基本的人権の一つとしてこれを認めて法制化する国が、ヨーロッパを中心に増えています。

日本において最初の良心的兵役拒否者となったのは、福島県会津の木幡村(現・喜多方市山都)出身の矢部喜好です。中学生時代から喜好はキリスト教に興味をもち、のち胸の病と家の破産を期にセブンスデー・アドベンティスト教会で受洗、同派の伝道者となりました。日露戦争下の1905(明治38)年、19歳の喜好は仙台の歩兵連隊への召集を拒否、軽禁錮2ヶ月に処せられました。新聞が“不忠”“非国民”と書き立てる中、喜好は入獄の朝に記した自らの主張を投稿しています。ヤコブ4:1~2、エフェソ6:12を引用して、平和は戦争によってもたらされず、“全ての人を殺すな”と命じる神に従ってこそ与えられると訴えました。

のち喜好はより深い罪の自覚と赦しの福音を知り、アメリカへ留学、同胞教会の牧師となりました。帰国後は1915(大正4)年から51歳で天に召されるまで20年間、膳所基督同胞教会(現・日本基督教団膳所教会)牧師として、農村伝道や日曜学校教育に努めました。

ヤコブ4:1~は、人は内に3「間違った動機」を抱えているけれども、同時に神から5「霊」を分け与えられており、神はそうした私たちを5「ねたむほどに深く愛しておられ」ると説いています。一人一人が侵すことのできない尊さと熱い神の愛を頂いているとの確信は、矢部牧師の中で生涯変わることがありませんでした。

 

 

= 次週の礼拝 =

 

2021年8月8日

- 聖霊降臨節第12主日礼拝 -

説教『あなたの勝ちです、わたしの負けです』

説教者 小西 望 牧師

聖書 エレミヤ書 20章7~9節 コリントの信徒への手紙 一 15章10節

讃美歌 50①②・514①③④・579①④

 

*ご不明な点は、お気軽に教会までお問い合わせください。