礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子

説教要旨

2018年12月9日 -アドベント第2主日讃美礼拝-

説教者 春名康範

説教『キリストを迎えるのは誰ですか

 聖書 ルカによる福音書4章14節~30節

 10月13日に中南米のホンジュラスを出発した160人の移民キャラバンが1万人に膨れ上がって11月14日にはティファナに先頭グループの2300人が到着してアメリカの警備隊とにらみ合いを始めたと報じられました。それから約1か月、クリスマスを前に移民キャラバンの人々はどうなっているでしょう。南北の経済格差がヨーロッパでもアメリカ大陸でも難民問題となり、各国に自国第一主義の極右勢力が議席を伸ばし、難民排除に舵を切る国が増えてきました。クリスマスだというのに。

イエス様の時代もローマ帝国の支配下にあってユダヤの人々も中東各地の国々の人々も税金や強制労働に苦しめられていました。安息日に会堂に入ると聖書が渡されて、イザヤ書61:1~2の言葉が目に留まられたのでイエス様は「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と言われました。イエス様が来られたことで貧しい人に良い知らせを、捕われ人に自由を、つながれている人に解放を告げるためにわたしは来たと言われると、人々は大喜びをしました。しかし、昔、先祖達の時代にエリヤやエリシャが神の言葉を語っても誰も聞かなかったと言われると、故郷の人々はイエス様を殺そうとしました。

ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領の演説が世界中の人々を感動させました。彼は月13万円ほどで生活し、「わたしは質素なだけ。貧乏な人とは少ししか物を持たない人ではなく、多くの物が必要で無限の欲望がある人のことです」と言いました。11月6日の新聞に「アメリカに希望をつなぐ痛ましさ」という川柳が紹介されていました。ホンジュラスから世界の富が集中しているアメリカに向かった移民キャラバンの人々は方向を間違えたのではないでしょうか。豊かになることが幸せになることとは限りませんから。

イエス様は「今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と言われましたが、この「実現した」はペプレロータイで第一アオリスト形で書かれています。本質的には実現したが、完成するのは未来で、あなたがた次第であるという意味です。私たちは求めているものを手に入れてもまだ幸せ感が伴わないとすれば、幸せはよほど手に入れることが難しいものか、それとも求めてきたものは自分を幸せにしないものか、どちらかです。「これがなければ」と捕らわれているものから解放されるためにイエス様に耳を傾けましょう。

 

次週の礼拝

2018年12月16日 -アドベント第3主日讃美礼拝-

説教『神さまが 好んで活かす 高齢者』 説教者 春名康範牧師

聖書 ルカによる福音書1章5節~25節

アドベント讃美奉仕:エコ・エレガンテ