礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子

説教要旨

2019年6月16日 -聖霊降臨節第2主日礼拝 / 三位一体主日-

説教者 西澤 献 伝道師

説教『イエスが示す喜び

 聖書 ルカによる福音書10章17~24節

 

一つの物語というのは、それぞれの話をぜんぶ続けてなぞったときに、初めてストーリーが本当に理解できるのだと思えば、今日の聖書個所の直後には、善いサマリア人の話があります。イエスが、サマリア人のたとえ話をすることになったきっかけは、今日の個所の出来事にあるといえます。それだけ、今日の個所でイエスは、イエスの教えの核心に迫るようなことを、語っています。

21節からのイエスのセリフの中には、イエスは、私たちに”何をもたらしてくれたのか”、ということが書かれています。22節では、「イエスがどういうお方かを知っているのは、父である神さまだけである。さらに、神さまがどういうお方かを知っているのは、イエスと、イエスを信じる者だけだ」と、おっしゃっています。イエスを通して、わたしたちは、はじめて神様のことを知ることができる、ということがわかります。イエスは、神さまから与えられた、神さまへの、大事な手掛かりなのです。

神学部の大学院生のとき、京都に住んでいましたが、いま、京都府警察を舞台としたテレビドラマで、「科捜研の女」というドラマが放送されています。このドラマの面白いところは、主人公たち科学捜査官が、犯罪現場に残された、ほんのわずかな痕跡をかき集めながら、真実の解明にたどり着くというプロセスです。このあいだのある放送では、被害者の所持品の中から出てきた、一枚の古いモノクロ写真だけが、唯一の手掛かりでした。必死で見つけてきた、それだけしかない、という手がかりを大事にして、真実に迫るのが、このドラマの見どころだと思います。その手掛かりがなければ、事件は永遠に迷宮入りするというなか、成果が得られずにいた捜査員たちが、ついに真実への決定的な手がかりを手に入れるところが、一番感動する場面です。

今日の聖書個所では、イエスは、神さまへと至る唯一の手掛かりだとされています。教会は、イエスを通して神さまに向き合えるからこそ、礼拝をしたり、御心の実現に向かって社会で奉仕をすることができています。わたしたちも、聖書に出会うことがなければ、神さまはすぐそばにいらっしゃるのに、素通りするような毎日を送っていたことだと思います。イエスが来てくださるまでは、神さまに出会いたいと願っても、叶わなかったのだとしたら、いま神さまと出会うことができるのは、大きな喜びであり、人生においての、この上ない恵みだと感じます。主であるイエスを見つめながら、わたしたちが、日々、神さまの御心のほうへと歩みを進めていけることを、感謝したいと思います。

 

次週の礼拝

2019年6月23日 -聖霊降臨節第3主日礼拝-

説教『無理矢理に 拘り破る 神の業』

説教者 春名 康範 牧師

聖書 ルカによる福音書 14章15~24節