礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子

説教要旨

2018年1月13日 -降誕節第3主日 / 創立140周年記念日礼拝-

説教者 西澤他喜衛牧師

説教『主のまなざしはこの人たちに注がれた

 聖書 創世記1章1~5節

マルコによる福音書5章21~43節

 

天満教会の創立140周年をお祝い申し上げます。大阪教会、浪花教会、そして天満教会と、大阪の地でキリストの福音を伝えるフロントランナーとして先陣を切って良き歩みを重ねて来られました。過去の日本の風雪の140年の時代と共に歩まれ、そこには大きな戦争や自然災害等の出来事の中を天満教会は「主を首とする教会」として変わることなく証しする歩みでした。福音の希望と光を掲げながら、これからも「イエスの道」を辿られつつ、

天満教会の歩みを形成されるように祈ります。

今日の説教でマルコ福音書から二人の人に出会う。一人は会堂長ヤイロとその娘。二人目は長年長血を煩いつつイエスの服に触れようとする女性。この二人は大きな苦しみの中で生きている。一方は、なぜ12歳という若さで死ななければならないのか。他方は、12年もの間出血が止まらず苦しむ姿で生きている。ユダヤの社会では12の数字は、不足の無い、その先を必要としない全てを完結させる数、それが「12」。イスラエルの12部族、イエスの弟子も12人。

二人は「12」という完全なまでに出口の無い苦しみ、絶望にも似た完成された苦しみとしての「12」のなかで苦しんでいる。その中で二人は「12の先」を求めている。そこに主イエスとの出会いが生まれ、イエスのまなざしが注がれ、信仰が語られる。イエスに触れた女性は病気が治り、「あなたの信仰が、あなたを救った」とイエスは告げる。他方、ヤイロの家に行き、死んだ娘にイエスは告げる、「起きなさい」と。常識的にはあり得ないイエスの言葉により、女性は癒やされ、娘は死から起き上がる。信仰とは完結している絶望から、「その先」に希望を託し、イエスを信じて生きることと語る。完全に追い詰められた「12」の持つ苦しみは終わりでは無いことを教える。イエスはユダヤ社会の持つ「12」の呪縛を乗り越えて、イエスと共に生きる道をここに示された。「わたしは道であり、真理であり、命ある(ヨハネ福音書14:6)」と。冷たく、律法が縛る「その先」に、暖かい主のまなざしが注がれ、神の愛による招きがここに生まれた。寒い冬が 終わり、春の復活の朝を待つように。

次週の礼拝

2018年1月20日 -降誕節第4主日 礼拝-

説教『仰ぎ見る雲の柱と火の柱』 説教者 春名康範牧師

聖書 民数記9章15節~23節