礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子

説教要旨

2019年10月13日 -聖霊降臨節第19主日礼拝-

説教者 西澤 献 伝道師

説教『信じている人なら

 聖書 ヤコブの手紙 2章1~9節

 

テレビである経済学者が、消費税増税の「軽減税率」は低所得の人への配慮だとされるが、「本当に助けになっているか疑問だ」と言っていました。2%の消費税増税は豊かな人にはそれほど痛手ではないことも踏まえて、出演者のひとりが、「結局この世の中は、低所得者の負担が増えるばかり」とコメントしていました。豊かな人々が優遇され、貧しい人は二の次にされる、そういう世の中の状況が感じられました。

1節「人を分け隔てしてはならない」の直前に注目したら、「栄光に満ちた主イエス・キリストを信じながら」という前置きが書いてあります。これは、礼拝の中で主イエスに栄光を帰する行為をしていながら、という意味です。礼拝の中では「主イエスの栄光をたたえます」と宣言しておきながら、実際には、低所得の人と裕福な人の扱いに差をつける信徒がいたようです。今日の個所は、それは矛盾している、表と裏がある、と言っています。ついさっき自分でほめたたえていた神さまの意志に、さっそく反していると指摘しています。

8月の下旬に、広島を観光しました。私の連れ合いと一緒に、厳島神社の宮島に行きました。電車が出発してすぐ、「眠いから寝たい」という連れ合いに、「寝てていいよ、着いたら起こしてあげる」と言いました。それで、連れ合いは寝始めましたが、しばらくすると自分も眠くなってきて、寝てしまいました。頭の中では、「ずっと起きていなきゃ」という思いはあったのに、睡魔の誘惑に、勝てませんでした。反省した私は、帰りの電車では、寝ないように気をしっかりと保って乗りました。一駅ごとにホームの標識の駅名を目で見て確認しつつ、「広島駅まであと何駅」と数えながら帰りました。神さまに忠実でいることも、似たようなものかもしれません。教会ではよく、「神さまにお任せ」といいますし、それは確かにその通りです。ただ、わたしたちの側でも気を引き締めて、気持ちを入れ直して、踏みとどまることも、ときには必要なのかもしれません。

口で言う言葉だけではなく心も神さまの方に向けることによって、目の前の困っている人を見て愛を具体的な形にせずにはいられなくなるというのが、神さまの恵みのすべてを受け止めた本当の信仰といえるのだと思います。無理のない範囲で、今の自分にできる困っている人への配慮や、思いやりのある支援に、アンテナを張っていたいと思います。礼拝をしながら、心もちゃんと神さまに向いていて、振る舞いでも実践している。この一週間も、そんな有言実行のクリスチャンでありたいと願います。

 

次週の礼拝

2019年10月20日 -聖霊降臨節第20主日礼拝-

説教『人生は 十人十色 みなOK』

説教者 春名 康範 牧師

聖書 コロサイの信徒への手紙 1章9~20節