礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子


説教要旨

 

2021年9月19日

- 聖霊降臨節第18主日礼拝 -

説教『新しい歌を歌え』

説教者 小西 望 牧師

聖書 詩編 33編1~22節 コリントの信徒への手紙二 5章17~18節

 

詩編は旧約の長い時代に種々の状況のもと創られ歌われてきた信仰の歌であり、主イエスもこれを歌い(マタイ26:30等)、また教会もこれを歌い継いできました。中でもこの33編は、喜びの歌声とあらゆる楽器とをもって主を賛美することのふさわしさを歌っています。

3「新しい歌を主に向かってうたい」とあります。私たちが用いる讃美歌も、1954年に『讃美歌』、1967年に『讃美歌第二編』、1997年に『讃美歌21』と改訂されてきました。自作のユニークな賛美歌を紹介し合い、毎年歌集を発行している“これもさんびか”というネットワークもあります(http://kore3net.com/)。賛美歌は主の恵みの業に対する私たちの応答です。3「新しい歌」が求められるのは、主のみわざが日々新しいからにほかなりません。

今日共にする『讃美歌21』469番“善き力にわれ囲まれ”は、ナチス・ドイツに抵抗した神学者D.ボンヘッファー(1906-1945)の詩を賛美歌にしたものです。ナチス政権に大きな危険を感じ取った彼はその支配に抵抗する告白教会に参加して1943年4月に逮捕、ドイツ敗戦直前の1945年4月に死刑に処せられました。彼は獄中にあっても神学的思索を続け、書簡や詩を発信しました。この賛美歌となった詩は、1944年末に70歳を迎える母親への誕生祝いの書簡に同封されていたものです。

“善き力にわれ囲まれ、護り慰められて”とあります。このときの彼の思いが、同時期に婚約者に送った手紙に記されています。“ぼくにはいつも、あなたが、両親が、あなた方すべて、友人や戦線の…学生たちが、現在している。あなたの祈り、やさしい思い、聖書からの…言葉、遠く過ぎ去った会話、楽曲や書籍 -これらすべてがかつてないほど生き生きした現実味をおびてくるのです。”こう綴り、天使たちに護られているという古い賛美歌を引きながら、今も私たちは目に見えない善き力に朝も夜も護られているんだと書いています。

大昔に記された聖書、古い賛美歌、かつての思い出…という17「古いもの」が、今の私を生かし導く17「新しいもの」として立ち現れるという経験を彼はしたのでした。獄の隔てをも突破し真の自由へと解き放つ新たな主のみわざに、彼は3「新しい歌」をもって応えたのです。私たちも日々働く主のみわざに新たにされ、賛美を共にしつつ歩みたく願います。

 

 

= 次週の礼拝 =

 

2021年9月26日

- 聖霊降臨節第19主日礼拝 -

説教『あなたのパンを水面に投げよ』

説教者 小西 望 牧師

聖書 コヘレトの言葉 11章1節 ルカによる福音書 20章45節21章6節

讃美歌 357①③・504①②・566

 

 

*ご不明な点は、お気軽に教会までお問い合わせください。