礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子

説教要旨

2019年2月17日 -降誕節第8主日礼拝-

説教者 春名 康範 牧師

説教『烏でも 主の慈しみ 待ち望め

 聖書 詩編147編1~11節

 

聖書には旧約聖書にも新約聖書にも神様は「烏」を養われると書かれています(詩篇147:9、ヨブ38:41、ルカ12:24)。雀や鶯なら理解できますが、なぜあの嫌われカラスを神様は養われると言うのでしょうか。「獣」(9節)もライオンや像ではなく人間の生活に密着し被害をもたらす猪や猿や鹿を意味していると思われます。詩篇の作者は動物愛護協会の人でなく、嫌われ人間のことを神様は見捨てないと言いたくて鳥や動物を引き合いに出しているのだと思います。

2節の「主はエルサレムを再建し、イスラエルの追いやられた人々を集めてくださる」というのは、神様に逆らって利己的な生活を止めなかったイスラエルを神様はBC587年にバビロニアに滅ぼさせて人々を奴隷にしてバビロニアに連行させられましたが、ペルシャの王キュロスを用いて解放し、バビロニアや逃亡先から連れ戻して国を再建してくださったことを指しています。その神様は、立派な役に立つ人を喜ばれるのではなく、神様を畏れ神様の慈しみを待ち望む人を用いて平和な世の中を実現されると10~11節で記しています。

池江璃花子さんが白血病になって治療が必要になったと言うと、桜田義孝五輪担当大臣が「がっかりしている」と言ったことが問題になっています。国会で追及されて取り消しましたが、メダルを期待していた本人の正直な気持ちが言葉になったのだと思います。スポーツは国威の高揚のために役立つという考えが浸み込んでいるのでしょう。1964年の東京オリンピックもそうであったし、2020年のオリンピックもそのために誘致して来たのだと思います。しかし、そういう発想が国を滅ぼすのです。イスラエルもそうでした。立派な神殿や強力な軍隊を持つことが国を守り発展させることだと考えて、逆に滅んできたのです。

自分のことを鳥ならば「カラス」のようなものだと思っても神様は愛して用いてくださいます(創世記8:7、列王記上17:4)。自分のことも人のことも能力によって評価せず、嫌って排除せず、互いに神様に受け入れられている人間として尊び、共に生きる仲間だと理解する、それによって人は自分と人の平和を実現することが出来ると詩篇の作者は賛美しています。池江璃花子さんの病気によっても人々が助け合いを始めたように。

 

次週の礼拝

2018年2月24日 -降誕節第9主日礼拝-

説教『主の力が働くとき』 説教者 西澤献伝道師

聖書 ルカによる福音書5章12節~26節