礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子

説教要旨

2019年12月8日 -降誕前第3主日 / アドベント第二主日讃美礼拝-

説教者 西澤献伝道師

説教『聖書はともし火

 聖書 ペトロの手紙二 1章19節~2章3節

 

昨日の読売新聞に「神戸ルミナリエ」が開幕した、という記事がありました。今年のテーマは「希望の光に導かれて、25年」です。阪神大震災からの復興の希望のメッセージになれば、との願いが、込められているそうです。「暗いところの光」は希望と結び付けられることがよくありますが、今日の聖書も暗いところに輝くともし火の光を「キリストによる将来の希望」と結びつけています。

19節に書かれている「預言の言葉」は旧約聖書を指します。この19節では、今のこの世の中も、暗闇だと言います。世の中は、キリストの光に比べれば、まだまだ暗い部分もたくさんある、ということだと思います。わたしたちの日常にも、不信感、敵意、暗い気持ちになる出来事がいたるところにありますが、聖書に導かれていれば、自分の進んでる場所は大丈夫だと思えるのだと思います。

今日の聖書箇所から、3,4年前にインターネット上で話題になった一枚の写真のことを思い出しました。アジアのどこか郊外の街で撮られ、夜に少年が路上に座っている写真です。少年は建物の窓のすぐ外に椅子を置いて、その上にノートと教科書を広げて、窓から漏れる明かりを頼りに、勉強していました。各媒体のニュースでも取り上げられましたが、その後写真を見て心を打たれた多くの人から、学用品や現金の寄付があったそうです。当時少年が「将来は警察官になりたい」とインタビューに答えました。それを受けてセブ島の大学が、彼に犯罪学を学ぶ奨学金の給付を決定しました。様々な人の助けで将来が開けましたが、元をたどれば少年が窓から漏れるかすかな明かりのそばに居続けて、将来に希望を持ち続けたことから始まりました。この少年は家に電気が通ってなかったので、文字通り暗闇の中にいました。それでも建物の明かりのそばに居続けたことで、多くの人のサポートを得て彼なりの道を進むことができています。そのきっかけは、明かりを頼りにして、将来に希望を持ち続けたことでした。

聖書の言葉も将来を照らす明かりだと言えます。わたしたちは聖書に立って、世の中に神さまの御心が実現するのを望みます。また将来にも、主イエスが共にいてくださる人生を待ち望みます。神さまの御心は、人が一般に欲しがるものを必ずしも与えて下さるとは限りません。でも神さまはわたしたちを導いてくださって、きっと神さまから見た「良いこと」や「なすべき使命」をわたしたちに与えてくださいます。今日の個所は、聖書のみ言葉のそばにいることで、神さまからのメッセージを希望の光として受け取ることができると語っていると思います。そのことを改めて覚えながらアドベントの残りの日々を過ごしていきたいと思います。

次週の礼拝

2019年12月15日 -アドベント第三主日讃美礼拝-

説教『神様の マル秘計画 十字架死』

説教者 春名康範牧師

聖書 コリントの信徒への手紙一 4章1節~5節

讃美:大阪市職員合唱団