礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子

説教要旨

2017年7 月16日    -聖霊降臨節7第主日礼拝-

説教者 春名康範牧師

「祈りは神様への直通電話」  

聖書 テモテへの第一の手紙2章1~8節

 アメリカ大統領の机の上に赤、白、黄色の3色の電話機並んでいるそうです。ある時ロシアの大統領が尋ねて来た時、「この赤いのは地獄とのホットラインだ」と自慢しました。負けず嫌いのロシアの大統領も自分の部屋に地獄とのホットラインの赤い受話器を設置したそうですが意外なことが解り、イスラエルの首相は天国とのホットラインの白い電話機を持っているが、その白い受話器を手にしたことがないというジョークがあります。

権力者たちはいつもジョークのネタにされますが、今朝の聖書には「願いと祈りと執り成しを感謝とをすべての人々の為にささげなさい」(1節)と書かれていて、「すべての人々」の中に「王」や「高官たち」が含まれています。パウロの時代の王や高官は祈って差し上げたくなるほどの品位があり、立派な人々だったのでしょうか。おそらく現在の政治指導者や官僚と同じでジョークの対象にして笑い飛ばさないと収まらない人々であったと思いますが、パウロは「あの人達の為に祈りなさい」と言います。

聖書の預言者は王政に批判的ですし出て来る王はみなひどい人達です。初代の王サウルは嫉妬心が強く、2代目の王ダビデは戦争は上手だが家臣の妻を横取りする暴君、3代目ソロモン王は経済的な発展は遂げたが1000人の妻や側室を抱え彼女たちの偶像崇拝を認め、エルサレムに偶像を招致しました。これらの王の愚行が国の破滅を招きます。国民は申命記7:6で「宝の民」と言われていますが、不信仰で、無理解です。しかし、神様はこの人々を用いて人類救済の歴史を啓示されました。詩編には王の為の執り成しの祈りがいくつも(21編,72編、他)あります。

欠陥人間が重要な役割に任じられるのは、その人の為に人々が祈ることで人々の救いが実現するからです。ジョークの世界のイスラエルの首相が白い電話を手にしたことがないように、私達も権力者が早く失脚することばかり願って、神様に権力者の為に執り成しの祈りをしたことがないのではないでしょうか。イエス様は、自分を十字架に架けている人々のために執り成しの祈りをされました。権力者が「あんな人達に負けるわけにいかない」と自分の非を棚に上げて民衆を憎み、民衆は権力者を馬鹿にする。これが地獄です。「あんな人達」のために祈り、「あんな人達」に執り成しの祈りを祈られるところに神の業(天国)が起こるのです。

 

 

2017年7月23日        -聖霊降臨節第8主日礼拝-

説教「欲望が迷信を生み出して」 春名康範牧師

聖書 エレミヤ書7章1~7節