礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。


説教要旨

 

2022年5月15日

- 復活節第5主日礼拝 -

説教『エッファタ - 開け』

説教者 小西 望 牧師

聖書 イザヤ書 35章3~6節 マルコによる福音書 7章31~37節

 

34「エッファタ」、これは主イエスが喋っておられたアラム語で34「開け」を意味する言葉です。口語訳聖書では「エパタ」と訳されていました。東京牛込に、エパタ教会があります。日本聾唖学校の歴史から生まれたこの教会は、今“外に向かって開かれた教会”を目指して歩んでおられます。

ガリラヤ宣教に勤しんでおられた主イエスは、今日の箇所の前段で周辺の異邦世界に足を運んで働かれました。24節~に示唆されていますが、そこではユダヤ人と異邦人の壁を肌で感じられたことでしょう。そして今日の世界も互いの言葉通じず、分断と敵意を重ねるあり様を繰り返しています。今日は沖縄の施政権が日本に返還されてより50年目の日です。が、在日米軍基地の約7割はなお沖縄に集中し、さらに民意を覆す形で辺野古に新基地が建設されつつあり、負担を強いる構造は変わっていません。東欧では戦火の敵意が多くの命を脅かし、苦しめ続けています。32「耳が聞こえず舌の回らない人」になさった主イエスの親しい癒しの業は、今日も求められていることを思います。

B.C.8世紀、アッシリアやエジプトという大国に脅かされる情勢の中、主なる神の支配を見失い「見ることなく…聞くことなく…理解することなく」(イザヤ6:10)なった民の中に遣われた預言者イザヤは、35:1で「災いだ、助けを求めてエジプトに下り、馬を支えとする者は。彼らは戦車の数が多く、騎兵の数がおびただしいことを頼りとし、イスラエルの聖なる方を仰がず、主を尋ね求めようとしない。」と民の罪を指弾しました。この「馬」「戦車」「騎兵」は今日の世界が纏う巨大な軍備、そして飛び交っているミサイルを思わせます。一方、預言者イザヤは裁きを語りつつも、主の御業はそれを乗り越え、救いをもたらされるとも語りました。それが今日開いた箇所です。主の救いが訪れる時5「見えない人の目が開き、聞こえない人の耳が開」き、主によってもたらされる喜びと平和の実現を味わうと語りました。

私たちも見るべきものを見、聞くべきことを聞かせてくださいと、祈り求めねばなりません。また、この32「耳が聞こえず舌の回らない人」は周りの32「人々」によって32「連れて来」られたのでした。人を大切にし労する大切な交わりがあったのだと教えられます。私たちもかくありたく願います。

 

 

= 次週の礼拝 =

 

2022年5月22日

- 復活節第6主日礼拝 -

説教『破れ口に立つ者を』

説教者 小西 望 牧師

聖書 創世記 18章23~26節 エゼキエル書 22章23~30節

讃美歌 156①②・ハンドベル・499①②④

 

 

ご不明な点は、お気軽に教会までお問い合わせください。