礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。 礼拝の様子

説教要旨

2017年3月19日    -復活前第4主日/受難節第3主日礼拝-

説教者 春名 康範牧師

この岩の上に教会を建てる」  

聖書 マタイによる福音書 16:13~28

 イエス様は弟子たちとフィリポ・カイサリア地方に行かれた時、ローマ皇帝を神として祭る神殿を取り囲むように様々な神々が祭られている祠のある峡谷で、「人々は、人の子(私)のことを何者だと言っているか」とお聞きになりました。弟子たちが報告すると「それでは、あなた方はわたしを何者だと言うのか」と聞かれました。ペトロが「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えると、「わたしはこの岩(ペトロ)の上にわたしの教会(エクレーシア「集い」)を建てる」と言われました。

興味深いのは、この後イエス様が「多くの苦しみを受けて殺される」と言われると、ペトロは「そんなことがあってはなりません」とイエス様を諫め、「サタン、引き下がれ」と言われていることです。原文は、ヒュパゲ・オピソムー・サタナで「試みる者、私の後ろに引き下がれ」です。ペトロを悪魔呼ばわりして退けられてのではなく、信仰を持っていると言っても頓珍漢なことしか言えないペトロに「前に出ず後ろに下がって」と言われたのです。教会は、岩は岩でも「さざれ石」のような小さくて、弱くて、もろい小石の集まった岩(ペトロ)の上に生まれる集いです。

あるご婦人は、自分の夫を励まそうとして反って夫を苦しめていたことに気が付きませんでした。夫の同僚が課長になった時は「悔しくないの」と本を投げつけて怒りを爆発させましが、夫は益々やる気をなくし無気力になりました。彼女もそれ以来不眠症になり、精神科に掛かり、カウンセリングで自分の叱咤激励が逆効果を生んでいることに気が付き、後悔しました。やがて夫の同僚は次長に昇格し、夫は左遷されました。その時、「辛いのによく頑張ってくれたわね。偉いわ」と言いました。すると、夫はそれまで見せたこともない嬉しそうな顔になりました。夫婦は結婚20年にして、初めて本当に愛し合うことが出来たそうです。

善意で一生懸命になることは尊いことです。しかし、相手の気持ちを理解しない一生懸命は相手をひどく傷つけることがあります。イエス様は、「わたしの後に下がりなさい」と言われました。イエス様の後ろに回る様に、隣人の、連れ合いの、子どもの後ろに回って、後ろからついて行くことが愛です。教会はラグビーのように後ろに回って人のボールを拾って、その人の行き詰まりを新しい展開に変える処であれと期待されています。

 

次週の礼拝

2017年3月26日    復活前第3主日/受難節第4主日礼拝

説教「考えるな、感じろ」 野田 祥神学生

聖書 ペトロの手紙Ⅱ 1:16~19