礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子

説教要旨

2019年11月17日 -降誕前第6主日礼拝-

説教者 春名 康範 牧師

説教『手を休め なぜ働くのかと 問うてみた

 聖書 ヨハネによる福音書 6章22~40節

 

戦前は11月23日は「新嘗祭」と言われ、天皇が神様に稲の収穫を感謝する日でした。新嘗祭は紀元642年頃始まったようですが、7世紀にペルシャの宣教師が来日しているので、聖書の収穫感謝祭と関係があるかも知れません。キリスト教会では11月第4日曜日が収穫感謝日です。1620年にアメリカ大陸に渡った清教徒が先住民に助けられて穀物を収穫し、神様と先住民に感謝した日です。「勤労感謝の日」は、誰が、誰に感謝する日か不明です。1948年に定められた法律では「国民が互いに」となっています。外国人は関係ないのでしょうか。

子供が携帯していた5つのパンと魚2匹を神様に感謝して、5000人の群衆に分けて食べさせた後、人々が集まって来た時に、「朽ちる食べ物のためではなく、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい」(27節)とイエス様は言われました。「永遠の命」ゾーエーン・アイオーニオンは「質的な命」つまり「生きる喜び」を意味します。それは他者の欠乏の為に働くことによって得られる喜びを意味し、過ぎ越しの祭りの前の1年で最も飢える時に、他者の欠乏のために働きなさいと言われたのだと理解できます。

茨城県牛久に東日本入国管理センターがあり、そこには沢山の外国人の出稼ぎ労働者が収容されていて、中には長年収容されていて自殺を図る人もいるとのことでした。新しく労働者を海外から入国させるのも良いけれど、既におられる出稼ぎ労働者の待遇をよくして教育と補償を手厚くすることが賢明なのではないでしょうか。食べていくために、借金までして、日本に出稼ぎに来ておられるのですから。その子供たちが言葉を上手く話せず差別を受け、生きる気力を失っていると報道されています。

「自分は歳をとって、もう仕事は出来ない」と言う人も、法律を変えるために投票は出来ます。投票所に行けなくてもハガキを書くことは出来ます。日本に来て「働いて、食べて行きたい」と願っておられる人々の困窮さを改革するために働きかけることは出来ます。働き盛りの人も、自分の苦労を重ねて考えて、一層不利な条件下で苦しんでいる労働者の為に改善を訴えることは出来ます。それが「永遠の命に至る食べ物の為に働く」ということではないでしょうか。自分のことで精一杯になりそうな時にこそ、他の人々の困窮の為に声を上げましよう。

次週の礼拝

2019年11月24日 -降誕前第5主日礼拝-

説教『私は誰、私は何を する人ぞ』

説教者 春名 康範 牧師

聖書 ヨハネの黙示録 1章4~8節