礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

礼拝の様子

説教要旨

2020年11月22日 -降誕前第5主日礼拝 / 謝恩日-

説教者 小西 望 牧師

説教『恵み・感謝・分かち合い』

 聖書 出エジプト記16章13~18節、コリントの信徒への手紙二8章9~19節

 

11月の第4木曜、アメリカでは感謝祭(Thanksgiving Day)がまもられます。メイフラワー号でプリマスに入植した清教徒たちが厳寒と飢餓で危機的状況になった際、先住民たちに助けてもらい、感謝と共に共なる食卓を分かち合ったとの伝説に始まる祝日です。ここから日本のプロテスタント教会でも11月第4主日が収穫感謝日とされ、加えて日本キリスト教団では隠退教師を覚える謝恩日として覚えられています。

出エジプトを果たし約束の地に入るまで40年の荒野の旅を続けた民を、主は13「うずら」と天からのパンをもって養われました。15「これは一体何だろう」との言葉、“マナ”がそのままその名になりました。朝ごとに地表を大地の霜のように覆った(14節)マナは、31「コエンドロの種に似て白く、蜜の入ったウェファースのような味がした」とあります。一説には、ぎょりゅうという木につく虫の分泌物だとも言われます。

マナは不思議な食べ物でした。主が16「それぞれ必要な分…を集めよ」と命じられた通り、18「多く集めた者も余ることなく、少なく集めた者も足りないことなく」ちょうど良かったのです。欲張りが20「翌朝まで残して」おいても、20「虫が付いて臭く」なり食べられなかったのに、安息日のため残しておいた分は24「臭くならず、虫も付かなかった」のでした。

今日の新約聖書の箇所で伝道者パウロが18節の言葉を引用し、神の恵み(カリス)について論じています。このときパウロは、ユダヤ人キリスト者と異邦人キリスト者を繋ぐ献金運動を展開していました。人間の考えでは恵みを受けることはインプットで、献金することはアウトプットかもしれません。でも、この章の 1・9「恵み」16「感謝」4・6・7・19「慈善の業」の原語はすべて同じ“カリス”です。神の恵みは自ずから感謝を生み分かち合いへと至ることを、パウロはここで指し示したのです。

聖書は、神の恵みを感謝と共に受け取り、ちょうど良く分かち合い、喜びつつ共々に与るべきことを繰り返し指し示しています。それは資源の収奪を繰り返し、環境を破壊し、貧困と飽食の格差を生んでいる今日の世界への警告であり、方向転換して平和へと歩めとの招きでもあります。

次週の礼拝

2020年11月29日 -アドベント第一主日礼拝-

説教『わたしの正義は近い』

説教者 小西 望 牧師

聖書 イザヤ書51章4~11節、フィリピの信徒への手紙4章4~9節

*HP上に礼拝動画の掲載を行っていますのでご覧ください。

*ご不明な点は、お気軽に教会までお問い合わせください。