礼拝案内

日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂

礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。

 

説教要旨

 

2025年9月14日

- 聖霊降臨節第15主日礼拝 -

説教『み旨を訊ねさせてください』

説教者  小西 望牧師

聖書 列王記上3章4~10節 使徒言行録15章1~6節

 

 

A.D.48~49頃、エルサレムで教会会議が開かれました。エルサレム教会とアンティオキア教会の間で、1「割礼」さらにはユダヤ人の律法を守ることがキリスト者の前提となるのかをめぐって2「激しい意見の対立と論争」が起こったからでした。殊にユダヤ人以外の異邦人信徒が増えていたアンティオキア教会において、これは大きな課題でした。そしてこの論争は、主イエスの福音が広く世界へと宣べ伝えられ分かち合われる過程で必ずなされねばならないことでもありました。

無意味な対立は避けるべきです。が、教会が立ち成長していくために通らねばならない対立もあります。そのような時、古来教会は会議によって道を選び取ってきました(教団教憲第4条)。当たり前に見えつつ、ここには主に結ばれた誰もがみ旨を訊ねる資格と責務があることが指し示されています。私たちは罪というズレを抱えて歩んでいます。毎週の主日礼拝も、皆で形づくる輪の中心に主においで頂き、み旨を求める共同の業だということができます。

広く知られたソロモン王の知恵は、9「正しく裁き、善と悪を判断することができるよう…聞き分ける心をお与えください」との祈りを主が顧みられたことによるとあります。私たちもこの祈りを共にせねばならないでしょう。

エルサレム会議は、誰もが主イエスの十字架の大きな恵みによって救われるのであって律法の軛は必要ないことを確認しました(10~11節)。加えてパウロは、エルサレム教会はユダヤ人伝道に向かいアンティオキア教会が異邦人伝道に向かうというパートナーシップが構築されたと報告しています(ガラテヤ2:9)。主の導きによって、会議は実りを得たのでした。

 

 

 

2025年9月21日

- 聖霊降臨節第16主日礼拝 -

説教『十字架を掲げる群れ』

説教者  小西 望牧師

聖書 イザヤ書62章10~12節 コリントの信徒への手紙一1章18~31節

讃美歌 55・300・403

 

 

ご不明な点は、お気軽に教会までお問い合わせください。