礼拝案内
日曜日 10:30~11:45 2階礼拝堂
礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りをささげ、牧師の「説教」を聴くことが主たる内容です。「説教」と言いますが「お説教」ではなく、聖書をまんべんなく読むための「教会暦」に従った聖書の箇所から、牧師が「今の時代に生きる我々への神様からの語りかけだと理解するところ(メッセージ)」を話します。 そのメッセージの要旨を、まだ教会に来られたことのない方にも読んでいただいて、こんな話をしているのかと関心を持っていただけたらと思い、紹介させて頂きます。 この「説教要旨」をお読みになられて、天満教会に行ってみようと思ってくださると有難いです。ぜひご感想を携えて天満教会をお訪ねください。
説教要旨
2025年12月21日
- アドベント第4主日 / クリスマス礼拝 -
説教『現れた神の計画』
説教者 小西 望牧師
聖書 エレミヤ書29章10~14節 テトスへの手紙2章11~14節
“キリストがベツレヘムに生まれ給うこと千度に及ぶとも、汝が心の中に生まれ給わずば汝が魂は捨てられてあり”、17世紀ドイツの宗教詩人、A.シレジウスの言葉です。街はすっかりクリスマスの装いですが、必ずしもそのメッセージは受けとめられていません。この礼拝で、もう一度クリスマスの意味を心に留めたく願います。今日開いたテトス2:11~に美しく楽しい物語はありませんが、クリスマスの訪れがなぜ私たちの喜びとなるのかがはっきり示されています。
11「神の恵みが現れました」とは、神の計画がついに満ちて主イエス・キリストが私たちの世界においでになったことを指しています。ここの「現れました」はエピファネーという動詞であり、これが名詞化したのが公現日(1月6日)を表すエピファニーです。キリストの救いが世界全体に顕されたことを記念する日です。
降誕がなぜ11「救いをもたらす」ものであるのか、それはこの方がついには十字架で14「ご自身を献げられ」て私たちを14「あらゆる不法から贖い出し」神の祝福へと結び合わせてくださるからです。そしてこの救いは時を超え場所を超えて、11「すべての人々に」開かれたのです。
11節と同じ言葉を用いて、13「キリストの栄光の現れを待ち望む」と主イエスによる希望の完成が指し示されています。大いなる希望はすでに与えられつつも、それは未だこの世界を覆ってはいません。私たちは“すでに”と“未だ”の間を、神の計画の中を歩んでいます。
併せ開いた旧約聖書で預言者エレミヤは、主が約束されたのは11「将来と希望を与える」11「平和の計画」だと告げました。悩みと恐れが交錯しても、世界と私たちはこの主の大いなる計画の内に置かれていることを受けとめ、与えられた今を希望を抱いて歩み行きたく願います。
2025年12月28日
- 降誕節第1主日 -
説教『慰めを待ち望む』
説教者 小西 望牧師
聖書 イザヤ書49章13~16節 ルカによる福音書2章22~33節
讃美歌 268・180・271
ご不明な点は、お気軽に教会までお問い合わせください。

